小ネタ投下2 
10月になってしまいました。しかしまだまだ暑い日があるので早くもっと涼しくなってほしいものです。
23日(日)のコミティア118はO20bに配置されました。「アクアマリンと薔薇」で参加致します。
また日が近くなりましたら詳しくお知らせしますね。
新刊の原稿進めてはいるのですがいまいち筆が乗らなくて停滞気味です……今回はコピー本なので最悪前日に印刷製本間に合えばいいよねみたいに頭の片隅では考えていますが、もっと早くに準備を終わらせられるように頑張りたいです。

随分前に書いたものだと思うのですがファンタジーな感じの小ネタを投下しておきます。
小説という感じではなくて本当に小ネタ……。


竜に乗って王都から逃亡中の王子(17)と魔導士の少女(13)
少女が前に座って王子は後ろで彼女が落ちないようにしてやっている
夜になる前に隠れ家に辿り着くために休憩も取らずに数時間飛び続けている
時間経過とともに少女は生理現象に襲われるが尿意を言い出せるはずもなくひたすら我慢
おしっこしたいと伝えるのも恥ずかしいし用を足すために地上に降りて時間を無駄に使うことと万が一追っ手に見つかってはいけないという思いで言い出せなかった
けれど限界は訪れるもので…
ぷるぷると身体を震わせる少女
下着が温かく濡れていく
様子がおかしいことに王子が気付く
「おい、どうした?」
「や、だめ……」
耳元で尋ねると少女は泣きそうな声を上げ、尻の下に温かい液体が流れてくる
「お前、」
驚きに言葉を失う王子
少女は泣きながらおしっこを漏らしていた
鞍の上におしっこが広がり、吸収されない分はそのまま空中に散らさらていく
やがて水音が止む
少女のローブも鞍も王子のズボンもびしょ濡れ
気まずい沈黙 少女のすすり泣く声だけが聞こえた
少女に何と声を掛けていいか悩んでるうちに隠れ家が見えてくる
地上に降り立ち、鞍から降りようとしない少女の両脇に腕を入れ抱き上げるようにして降ろしてやる(ここで身体が随分冷えていることに気付く)
真っ赤な目をしている少女の頭を優しくぽんぽんと叩く
「配慮が足りなくてすまなかった。だがお前も、我慢していないで言いたいことはちゃんと言いなさい」
「……はい。申し訳、ありませんでした」
そんなやりとりをしていると先に隠れ家に辿り着いていた側近(26)と護衛(21)が駆けつけて来る
「殿下! ご無事で……!」
しかし次の瞬間、側近の目は殿下の濡れている股間に釘付け
「……殿下、まさか粗相を」
「俺じゃねえよ! こいつだこいつ」
思わず少女を指差すと少女は肩を震わせて再び涙目に
あ、しまったと思う殿下 時すでに遅し
「ご、ごめんなさい……わたしが、おしっこ我慢できなくて、殿下にご迷惑を」
ぷるぷる震えて泣き出す少女を側近に突き出す
「泣くな!怒ってないから!おい、こいつ風呂に入れてやってくれ」
「殿下、どちらへ?」
「鞍が汚れたから洗ってくる。すぐ戻る」
「わ、わたしがやります……!!」
「お前はいいから! 身体冷えてるだろ、中入ってろ。風邪でも引かれちゃ敵わん」
川に向かう王子に寡黙な護衛がついていく
しゅんと項垂れる少女に側近は優しく微笑みかけ中に促した
「さ、中に。すぐにお風呂の用意をしますから。――よくここまで殿下を守ってくれましたね」

***

簡単な夕食を終え、今後どうするかという話を始めるが早くもうとうとし出す少女
一人で気を張り詰めていたので側近達と合流して安心して気が緩んだ
「お前先に寝てろ」
「だ、大丈夫です……起きてられます……」
と気丈に言うものの数分後に寝落ち
苦笑を浮かべた側近がベッドまで運んでやる
しばらくして、おしっこしたくなって目を覚ます少女 寝る前にトイレ行かなかったからね
トイレは外にあるので寝室のドアを開けようとしたら真剣な顔で話し込んでる三人
とても突っ切っていける雰囲気じゃない
どうしようともじもじするが、このままじゃ漏らしそう、と思って意を決してそっとドアを開ける
そんな時に限ってギッと大きな音を立てるドア 瞬時に視線が集まった
「あ……」
「どうした?」
王子が視線を投げてくる
「あの、おトイレに……邪魔してごめんなさいっ」
気まずく思いながらもそそくさと移動して小屋のドアを開ける
もちろん夜なので外は真っ暗 足が竦む
「なんだ、怖いのか? ついてってやろうか」
「そんな、へ、平気です」
声が震える
「いいから。また漏らしたら嫌だろ」
と、ランプを持った殿下に手を引かれトイレまで連れて行かれる
ランプ貸してくれたのでトイレの中を明るく照らせて怖さが和らぐ
ドアのすぐ外で殿下が待ってるので恥ずかしいなと思いつつも待たせては悪いと思い急いで用を足す
「お待たせ、しました」
「ん。さっさと寝ろよ、明日も早いからな」
「はい……」


相変わらずのぶつ切り。詳しい設定とかキャラクターとかちょっとだけ考えてあるのでもしかしたらいつか長編で書くかもしれません。
スポンサーサイト
 

秘密にする

 
トラックバックURL
http://aquamarinerose19.blog.fc2.com/tb.php/13-f132eccc